台風が近づいてきているとのことで、選手たちが無事これるのか(飛行機が飛ぶのか)前の日からちょっと心配していました。でも幸い「ふつうの雨の日」という程度で千歳から羽田へ飛ぶ早朝便に影響はなさそうです。よかった。ただ夜にかけて風雨が強くなるとの予報が出ていました。
私はといえば、昨日の夜は仕事で泊まり当番で、泊まり明けの職場からまっすぐ水戸へ向かう予定にしていました。ちょっと時間が余るのだけどいったん家に帰るほどの時間はないから、どうせ時間をつぶすのなら早めにグラウンドに着くのもいいかと早めの電車に乗っていました。
結果的にはそれがラッキーだったのです。だってもうすぐ最寄り駅に着くというあたりで、キックオフが1時間早まって14時から13時に変更されるとの発表があったのですから。選手たちの帰りの便への影響を考えて、早めに試合をやって早めに帰ろうということになったのでしょう。間の悪いことに乗り換え予定の普通列車も非常停止ボタンが押されたとかでダイヤが乱れていたので、早めの行程にしていてラッキーでした。キックオフにはなんとか間に合いそうです。
2面のピッチの間にスタンドがあります。
屋根があって助かります。
人工芝ピッチ。試合はこちら側でやるようです。
背後には天然芝ピッチ。
柱にメンバー表を貼りだしてくれました。
控え選手が2人だけなのが切ないです。
陽輔がすっかり「トップの人」になっているほかに、2年生は修学旅行の時期でもあるし、怪我人もいるようだし、1年生の3人はU-16日本代表でAFC U-16選手権のためにウズベキスタンへ行っているし。そのうえ道内の新人戦とも重なっているし。
(・・・と大変がっていたら、
新人戦の方はさらに悲惨な状況になっていました。これはつらかったねえ。)
水戸のメンバー表
選手入場
整列
握手して挨拶
の続き
コイントス
コンサのキャプテンは大くんです。
円陣を待っている・・と思ったら
エンドが入れ替わるようです
そして円陣・・・
の前に、ボールを使ったアップをやるようで
アップ中
冷たい雨の中でも半袖なコンビは奈良くんと和弥くん。
小雪の舞う中でも半袖で通す人たちですもんね。
前半開始時の円陣
水戸の円陣
コンサのキックオフで前半スタート
水戸は前半に風上から風下へ攻めるエンドを選んだのですね。
<コンサのメンバー>
11近藤勝成 29下田康太
27中原彰吾 12大野景祐
7菅原康介 8西田謙太
6葛西大(C) 3中山和弥 5奈良竜樹 14前貴之
1松原修平
(控え)
30阿波加俊太、13山室伸之輔
(交代)なし
<水戸のメンバー>
11
15 9 7 20
8
2 5 4 3
1
康介のボランチってかなり珍しいですね。
去年クラセンが終わったあとの知事杯でランタと対戦したときは康介がボランチだった記憶ですけど。
前半3分、彰吾からナリへ出されたパスはオフサイドになりました。チャンス!ってタイミングだったのですが、惜しかったです。
前半6分、水戸がゴール前右側からFKです。これはコンサがクリアして簡単に終わりました。
前半9分、彰吾からしもっこへスルーパスが出され、お!!と思いましたが、しもっこが裏へ抜け出してシュートしてネットを揺らしましたが、その前にオフサイドの笛が鳴っていました。残念。でも彰吾からのスルーパスはさっきからなかなかいい感じです。
前半10分、水戸の左CK。これはあぶねーーー!!と思わず口に出してしまう感じになりました。水戸はプレスが早く、コンパクトな陣形をとっていて、コンサはなかなか思うに任せない感じです。そのうえ人工芝が雨で濡れているため、ボールが滑って速いのかな。パスの出し手と受け手の呼吸が合わないシーンも散見されます。
それでも前半15分くらいになると、ようやくピッチコンディションにも慣れてきたのか、少しパスを回せるようになってきました。
水戸の選手たちはコンパクトな配置です。
きれいなラインのブロックを作って守られちゃうのです。
中盤でパスを回そうと思ってもどっかで引っかかってしまってゴール前へ行く前に途切れてしまうのがしんどかったですねえ。
前半19分、水戸の選手に左サイドから抜け出られてゴール前でバタバタ。修平ありがとう~~~~~!!な場面になりました。
前半20分、ナリからしもっこに出されたパスは水戸の最終ラインがすっときれいに並んで、オフサイドになってしまいました。うーむ。
前半24分、ペナルティエリアの斜め左手前から水戸のFK。直接ゴールを狙ったボールは枠の右へ逸れていって助かりました。
でもなんだかちょっと厳しい展開ではないですか?水戸に対しては「絶対勝ち」の前提で勝ち点を計算していたのに(取らぬ狸の皮算用)。
前半28分、彰吾が左から打ったシュートは水戸GKがパンチング、そのこぼれを景祐が拾って右から攻撃につなげました。いいね、その調子。
前半30分、水戸の速いプレスに慌てた感じになってパスがひっかかってしまいます。
前半32分、しもっこが前へ走りながら相手選手に競り勝って抜け出した!と思ったら、しもっこのファウルになってしまいました。
前半33分、康介が中盤でボールを拾い、2~3歩前にドリブルしたと思ったら、いきなりグラウンダーのミドルシュートを放ちました。ピッチコンディションと相手の準備のタイミングを考えたアイディア溢れるプレーでしたが、惜しくもゴールポストのぎりぎり左で転がっていってしまいました。くーーー、惜しかった。
前半34分、久しぶりにセクシーな流れになりました。絡んでいた景祐が効いています。
前半35分、景祐のクロスに合わせて彰吾がシュート。はるか上に浮いてしまいました。
前半36分、康介から景祐にパスが渡り、景祐が右からクロス。待っていたナリと翔太にはうまく合わずにシュートには至りませんでしたが、さっきから景祐のクロスっていいのねえ、と嬉しくなります。
前半38分、ナリからしもっこへのパスが途中でクリアしようとした相手選手の間を抜けて、うまくしもっこへつながります。しもっこのシュートは当たり損ねた感じで勢いがなく、水戸GKが掴んでしまいました。
前半39分、景祐が右サイドからグラウンダーのスルーパスをゴール前のスペースへ出します。景祐のパス、ねらい所がエロくて素敵です。
前半40分、コンサの左CK。ニシケンが蹴りました。
前半41分、彰吾が相手選手を背負ったままドリブルしながらクルリとターンして見ている人(←私)をうひょひょと喜ばせます。そしてでょ彰吾が前に送ったボールをナリがていねいに落として、それをしもっこがシュートしました。バーの上でした。残念。
ロスタイム1分が表示されました。
前半のうちに1点取っておきたいんだけどなあ。
前半45分、水戸の思いきりのよいシュートにドキッ。修平が素晴らしい反応でクリアしてくれて助かりました。でもそれで水戸のCKになりました。
水戸の左CKがファーに飛び、クリアしたボールがこぼれたのを双方が追ったところで前半終了の笛。0-0でハーフタイムとなりました。
ハーフタイムにコンサ側でアップしている選手は2人だけです。
ふつうはこんな感じですよね。
前半途中からコンサのフラッグがずるずる下がってきて、まるで半旗みたいになっているのが気になっていたのですが、直してくれるようです。よかった。
結び直して掲揚したけど。あ。さかさま!
満足げに戻ろうとした係の人が後ろを振り返って見上げて。
気づいたようです。もう一度ポールのところへ戻ります。
風が強くてたいへん。
フラッグがはためき、ポールがしなって揺れています。
がんばれ。
かなり長いこと苦労していました。
ハーフタイムが終わりそうです。
ピッチではもう円陣を組んでいます。
なんとか間に合いました。
後半キックオフ
コンサの選手交代はありません。
<後半のメンバー>
29下田康太 11近藤勝成
27中原彰吾 12大野景祐
8西田謙太 7菅原康介
6葛西大(C) 3中山和弥 5奈良竜樹 14前貴之
1松原修平
後半1分、貴之が落ち着いてボールを持っている相手に対応し、コントロールして前へパス。しもっこが遠目からシュートにつなげました。いいよー、ガンガン攻めていこう。
ハーフタイムの旗でもわかるように、ピッチ上は風が強く、高く浮いたボールは流されるほどです。コンサは後半は風上から風下に向かって攻める方向。ミドルシュートもがんがん打っていこう、と思わず力が入ります。
後半3分、今度は康介のミドルシュート。バーの上ぎりぎりをかすめるように越えていきました。惜しい~。l
後半5分、タッチラインを割りそうになったボールを貴之がスライディングで残しました。おまけに味方につなげます。素敵です。
後半6分、水戸が選手を交代しました。20番くんに代えて14番くんを入れ、フォーメーションも4-4-2に変えたようです。
後半7分、しもっこが倒され、ペナルティエリアの右手前でコンサのFK。
後半10分、ナリがポストしようとしたところを後ろからグリッとされて、コンサのFKになりました。
ニシケンが蹴りましたが、ゴールにはなりませんでした。
後半12分、少しずつコンサがペースをつかめてきたようかもしれません。
後半15分の左CKはニシケンが蹴り、クリアされて右CKになったのは康介が蹴り。
後半16分にもCKのクリアから再びCKになったりして、なんとかゴールを決めたいところです。
後半18分。水戸ゴール前でボールを回してチャンスを窺います。ナリ、そこで最後までボールを追って!と、スパルタ教育ママみたいなことを口走り、サポ仲間に笑われてしまったり。
後半19分。景祐がいいところで拾ってシュートしますが枠にいきません。
後半20分、彰吾が遠目からグラウンダーのシュートを打ちましたが枠の左です。
遠目からでもどんどん打っていくのは良いと思うのですが、遠目からしか打てていない感じなのは気になります。枠にいかないとゴールにならないしねえ。
コンサが攻めている展開ではあるのですが、後半22分、水戸がワンチャンスをシュートまで持ち込んだシーンがあり、バーの上だったのでよかったのですが、でもヒヤッとします。まだ点がとれていないのに失点でもしたらキツイですもんね。
後半24分、水戸が前線の選手の上手いポストでくさびのボールを入れ、シュートまでいきました。あ、あぶねー。
後半25分、康介がドリブルでドリドリと水戸ゴールに迫ります。ペナルティエリア内で倒されましたがファウルにはならず、ゴールラインを割ったボールがCKと判定されました。
左からのCKをニシケンが蹴り入れます。
後半28分、康介がボールを持ったところで貴之が動き出し、駆け上がったところへパスが合って、シュート!
バーの上でしたが、ゴールの匂いがするチャンスでした。
後半30分、監督が指示をしてポジションを入れ替えます。
康介が前に出てナリが右サイドに下がり、貴之がボランチにあがり、景祐が右SBに下がります。
29下田康太 7菅原康介
27中原彰吾 11近藤勝成
8西田謙太 14前貴之
6葛西大 3中山和弥 5奈良竜樹 12大野景祐
1松原修平
なんとしてもゴールを決めて勝たなければということで、圧力を前目にシフトした感じです。
コンサはパワープレー風味になって攻めにかかりましたが、でも最後のところまではなかなか侵入できず、シュートも遠目からが多くなってしまっています。
後半34分、康介がドリブルでゴールに迫り、右CKになりました。
後半36分、コンサの怒濤の攻め。
後半39分、康介がゴール前へ抜け出しますが、オフサイドでした。
風のせいか、ピッチが濡れてすべるせいか、パスが流れてゴールラインを割ってしまうシーンも目立ちます。
後半41分、ナリのシュートは枠の左へ。
後半42分、彰吾がドリブルでペナルティエリア内まで入り込もうとしたところ、その手前で引き倒されたような感じになり、コンサのFKになりました。ペナルティエリアの横からのFKです。ニシケンが蹴ったボールはクリアされて、今度は右CKに。康介が蹴ります。
残り時間が少なくなって、「なんとしても勝ち点3を」のコンサは気が焦ります。対する水戸は、引き分けでもいいという感じなのかな。時間を使うプレーが増えています。
後半43分には、水戸はGKまで交代しました。怪我でもないのに。経験を積ませるため?時間を使うため?
スコアレスのままとうとうアディショナルタイムに突入です。
後半45分、水戸の左CK。高い位置で水戸にキープされると嫌ですねえ。
結局、双方ゴールのないまま試合終了となりました。
0-0の引き分けです。
これは痛い。
お疲れさまでした。
予定が狂った(←私の)けど、グループリーグの残り試合はまだあります。これから勝っていけば決勝トーナメント進出はまだまだ可能です。
さ、気持ちを切り替えてがんばっていこう。
【おまけ】
(とりあえず試合後にツイッターでつぶやいた試合の感想です)
水戸ユースって去年も一昨年も同じグループだったよね。一昨年じゃなくてその前だっけ?コンパクトにライン引いてしっかり守るチームカラーは同じだけど、昔よりずっと強くなってた。前に選手がしっかりして強くて、あわや失点の場面も何度かあった。修平が防いでくれたけど。
対してコンサは攻撃が単調というか淡々というか人任せになりがちというか。もっと俺様でもいいのに。と思った。人工芝の濡れたピッチでボールが滑って速くて、パスが走ってライン割っちゃうシーンと、反転して裏へ抜けたつもりがオフサイド、というシーンが多かった。
右SHの景祐のクロスがエロくて印象的だったな。彰吾の変態ぶりも。後半30分によもさんの指示で康介がトップにあがってナリが右SH、貴之がボランチで景祐が右SBに変わったの。そこからはパワープレイって様相で攻めたけど、なかなかペナルティエリア内まで入ってのシュートは打てなかった。
だからコンサのシュートは遠めからのミドルシュートが多くて、枠に行ったのは何本あったろう?ほとんどなかったような。セットプレーででもゴール狙えたらなあ。 0-0だったのは妥当という印象です。という感じか。
残りの水戸戦と栃木戦は全部勝つのを前提として、麻生か深川で勝てば2位抜けはいけそうなのだから、後の試合は勝つべし!勝つべし!
特に水戸のCFの11番くんは前線でくさびのボールをしっかりと収め、反転して前を向いて抜け出してチャンスを窺い、15番くんは何度もコンサ最終ラインを破ってクロスをあげ、いい選手だなあと印象に残りました。
赤塚駅に貼ってあった「1万人作戦」のポスターです。
成功するといいですね。 →1万人を超えたそうですね。おめでとー。
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